• 「ガイナ」とは、宇宙の技術をくらしの中に生かした特殊塗料のことを言います。
    ごく一般的な塗料と同じように塗装をすることができます。しかしその性質・性能は通常の塗料や、従来ある建材等とは違う、画期的な商品です。
    宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した、断熱技術を応用し、非常に特殊なセラミックを、塗料化することに成功し、建築用塗材として活用できるようにいたしました。
  • ガイナの中には、非常に特殊で微小なセラミックビーズが含まれています。その割合は、液体の状態で約60%。乾燥をした塗膜の状態で約80%と、非常に高い割合で塗料に混合されています。この大量のセラミックが液体の状態から、乾燥して塗膜を形成する段階で、表層面に隙間なく浮き上がり、密集した層となります。この強力なセラミックの層が、わずか1mmに満たない薄い塗膜で、様々な効果を引き出す力になっているのです。
  • 夏の暑い時期、強い日射の影響を受けると、建物に熱が伝わり、その熱が室内へ侵入してきます。建物の熱は夜になっても冷めるのに時間がかかり、いつまでも暑い室内になっています。
    夏期、室内へ侵入する熱を抑える為には、その原因となる日射の影響を抑えることが重要となります。
  • 冬の寒い時期、外気などの影響で、建物の壁や天井は冷たくなっています。このとき、どんなに室内で暖房をかけても、暖かい熱が壁や天井に吸収されてしまい、なかなか室内は暖かくなりません。ガイナを塗ると、暖房の熱が室内に広がるのと同時に、塗装された面が瞬時に暖まるので、効率良く暖かい室内環境を整えることが出来ます。室内の空気温度と、壁や天井の温度との均衡を取る事で、熱の移動を抑え、暖房効率を上昇させることが出来ます。
  • 生活環境の中には、様々な音があふれています。車の騒音などは建物を通じて内部へ侵入しており、人を不快にさせる原因となっています。
    ガイナは防音に対しても効果を発揮するため、建物に塗装する事によって、外部からの音の侵入、室内から音が漏れるのを抑える効果があります。ガイナの塗膜表面は、大量のセラミックビーズで隙間なく覆われているため、顕微鏡で拡大してみると、一般塗料に比べ塗膜の表面積が大変大きくなっていることが分かります。
    表面積が大きいほど、効率良く音を反射することができる為、ガイナ塗膜はまず音を反射することで、内部への音の侵入を抑えます。更に塗膜内で多重の層となったセラミックビーズの効果により、塗膜内部に侵入してきた音も、その振動を軽減する事で音を小さくできます。
  • 煙草の臭いや洗濯を干した臭いなど、生活の中には人を不快にさせる臭いがあります。これらの臭い物質が室内に充満すると、壁や天井に臭いが付着し、過ごしにくい環境を作り出します。壁や天井に臭いが引き寄せられる主な原因は、壁や天井が空気との摩擦等により静電気を帯びることにあります。ガイナ塗膜は静電気を帯びない性質を持つため、臭い物質や微細な汚れを引き寄せず、臭いが壁や天井に残るのを抑えます。
    一般的に空気中を浮遊している臭い物質は、プラスの電気を帯びることで浮遊しています。ガイナの塗膜からは遠赤外線が効率良く放射されており、その遠赤外線が、空気中の水粒子を振動させて細かく砕きます。細かくなった水粒子は、マイナスの電気を帯びることでマイナスイオンとなります。マイナスイオンは、浮遊しているゴミやホコリ、臭い物質が持つプラスのイオンと結合し、浮遊出来ないようにすることで、気になる臭いを抑えることが出来るのです。